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作業事例

マツダ MPV エアロ取り付け

マツダMPVにエアロを加工して装着の作業です。オーナー様は接触によってフロントバンパーが破損したのをきっかけにエアロバンパー装着を決意されたようで、エアロの発注から納品まで時間があった為、仮のバンパーでの入庫です。

リア部

早速純正バンパーを外し各部を養生、フィッテイングをチェックしていきます。はめ込みがキツイ部分や接触している場所を削って仮付けを繰り返しフィッテイングをチェックしていきます。仕上がりに大変重要な工程になります。

リアのフィッテングのチェックです。隙間も綺麗に出て良いエアロです。フィッテイングはエアロパーツの精度に依存する部分が多く、精度の悪い物は後で修正を加えても作業が大掛かりになり費用がかかったり、物理的に修正が難しい物もあります。

オーナー様の希望でRX-8純正オプションのバックフォグをリアバンパー下部中央に埋め込む事になりました。赤丸の部分にフォグ、そして元々中央にあったカナード風のフィンはピンクの縦線の部分に増設します。

バックフォグの部分の加工が複雑な為、バンパーにフォグが取り付けられる面の複製を造ってそこにフォグを埋め込み、面ごと移設する工程としました。まずは複製を作ります。バンパーに養生をして直接グラスマットを3プライ貼り抜きます。

続いてバックフォグのライトの枠を造ります。ライトを養生して厚紙を巻きファイバーを張り込んでいきます。このライトは形もそうですが面に緩やかなアールが付いています。

抜いた枠を余分な部分をカットするとライトと紙の厚み分のクリアランスがあるピッタリした枠が出来ました。

これを先ほど複製した面に穴を開け、裏側からレジンで接着していきます。

ライトをはめると下側が干渉するので逃がしを造ります。逃がしの表面を立体的に造型します。簡易的な型として油粘土をもっていきます。

その上に直接ファィバーを貼って表面を整えます。大量生産でなくワンオフなら時間やコスト面で有利なやり方だと思います。

裏側から不要な粘土をむしり取り、ランプ取り付けのステーを埋め込みます。

ランプ部が完成したので面の移設になります。まずはライトが付くに位置にあるフィンを正確に測って切り取っていきます。

クリアランスッピッタリにカットして裏側からファィバーを当てて接着していきます。

裏側です。強度的には加工前と全く変わらない程の強度があります。

切り取ったフィンを横に移設します。ピッタリにカットして同様に裏から接着していきます。

フィン一個は移設で済みましたがもう一つは完全にゼロから複製しなくてはなりません。

そこで造型用のウレタンフォームで芯を作ることにしました。普通の発砲材では後の作業で溶剤に溶けてしまう為不向きです。

まずは面にピッタリ合うように大きめにカットして、他のフィンとのバランスを見ながら若干小さめに削り出していきます。

作った物を接着して上にファイバーを貼って強度を出していきます。大まかな形が出来てきました。

続いて再度ステップのフィッティングのチェックにと移ります。干渉する部分をチェックしていったのですが、フロントフェンダーとの間にどうしても隙間が出来てしまいます。

隙間を修正する為エアロにファィバーを貼っていきます。この余白部分で隙間を埋めていきます。

再度削って調整するとピッタリにつきました。当初不足していた部分がよく分かりますね。

続いてフロントバンパーの加工に移ります。フォグランプ上のダクト部にFDのランプを埋め込みたいというオーナー様のご依頼です。

まずは裏側をチェックしていきます。バンパーステーやフレームに干渉しないか十分検討してからライトの位置を決めていきます。

今回はランプの枠の部分をワンオフすると時間が掛るのでFDのバンパーのライト部を切り取って使用します。使うのはちょっとです。。!

ボルトナットで仮留めして位置を検討します。最終的この空白を埋めていくため、ランプの枠と馴染みが悪い面を切り取っていったらかなり大きな穴となりました。

上側を針金で仮留めします。かなり奥にオフセットしているのがわかると思います。

上側の隙間に厚紙で簡易的な型を造り、裏からファイバーを貼っていきます。

固まって紙を剥がすと上面が出来上がりました。

同じように今度は横側も作っていきます。

ファィバーが張り終わりました。後はパテで形を整えていきます

サフェイサーを塗って塗装の準備が整いました。

同じくリアのバンパーを塗装できるように仕上げていきます。

ここでオーナー様がフロントバンパーの開口部が広くなって寂しいので、インタークーラーのコアを取り付けたいとのご要望です。

トラスト製のBBのボルトオンターボ用のコアを入れることになりました。まずはスペースの確認です。

コアは上側はバンパーステーにボックス上のステーを溶接してボルト留めして、下側はメンバーからステーを製作して留めます。

バンパーにコアが収まりました。バンパーとコアの隙間が広いとカッコ悪いので何度も脱着して隙間を調整します。10回はバンパーを脱着したでしょうか

全ての塗装の準備が整ったので一気に塗装していきます。

リアバンパーの下部はディフェーザー風にプラスチック風のつや消し塗装になります。

ランプなど組み付けて車体に取り付けていきます。

完成しました。長い時間お預かりしましたが打ち合わせ等に付き合って頂いたオーナー様どうも有難うございました。



最終更新日:2011 年 7 月 3 日 11:47