塗装の劣化2
2011 年 1 月 30 日 10:53
こんにちは
今回は前回の続きで塗装を剥いだ後からの作業を紹介します。
塗装を剥いだらできるだけすぐにさび止めを塗ります。
よくその上に直接塗装するイメージを持っている方多いようですが
塗装前の下地も数工程あるのです。
ウチでは錆び止にストップブラストという錆び止めを塗装します。
これを2回塗装して、赤外線乾燥機でじっくりと乾燥させます。
乾燥したら軽く表面を磨いで足付けをして次に2液硬化型の
サフェイサーを2回塗ります。
そしてまたじっくりと赤外線乾燥機で乾燥させ
完全硬化したら 今度は入念に表面を研磨します。
ここで小さな傷があったりするとそれが塗装の仕上がりに直接影響します。
研磨したら脱脂作業をしてやっと塗装です。
綺麗に艶がでました。
この後、またじっくりと乾燥させて表面をバフで磨く磨き作業を経て
やっと完了です。
塗装の劣化
2011 年 1 月 27 日 00:07
本日は昨年修理させて頂いたプレセアのお客様より、ボンネットの再塗装のご依頼を頂き作業開始です。
前回のリア部分の修理を気に入って頂いたようで2回目の依頼、有難いですね。
この車両ですが、ボンネットのみ塗装が異常に劣化しております
一番表面のクリアー層がパリパリきております。
よく年式の経過した濃色の車両の屋根などに見られます(某メーカーに多い)
最初は塗装が白く曇り始め、何かな~と思っているうちに剥がれ始めます。
屋根など上面に多く見られるのは日光による紫外線の影響です。
こうなると塗装自体は完全に劣化しています。塗装自体の成分は樹脂の一種ですので、
日光で硬化してパリパリになったプラスチックと一緒です。
このような塗装を修理するのは案外大変です。
以前、劣化した塗装の表面を研磨してツルツルに均して、上に2液のサフェを吹いて密閉し
その上に塗装しましたが、約半年程で表面にうっすら下地の跡が出現しました。
人間でいう足場がズタズタの上を歩くようなものでありまして、
既に劣化し密着していない塗装のうえに正常な塗膜をのせても、下がグラグラと動きそれに
つられて上塗りも動いてしまいます。
このような修理は下地の劣化した塗装を全て剥いで一度リセットしなければ完全には修理できません。
というわけで夢中で剥ぎました!
実は鉄板の素地まですべて剥ぐのはかなり大変です。。。。。
純正塗装は通常 クリアー→カラーベース→場合によってサフェ→さび止めの電着→鉄板・・の3~4層になっており、
ペーパー、薬品さまざまな物を使って全て取り除きます。
早くしようと荒い番手のペーパーを使うと、鉄板に深い傷が入るだけでなく
研磨時の熱で鉄板が反ります。
剥いだらすぐに防腐をしないと生の鉄板は空気中の水分ですぐ錆びます。
そんなわけですぐ防腐いたしました。その模様はまた後日紹介致します。
数年ぶりにブログ復活です。
2011 年 1 月 25 日 09:51






